
1週間ほどバッグに入れて持って行っては、読めずに帰っていた「
ソロモンの犬」を、やっと読みました。
おもしろかった。
なんか、「
シャドウ」(青春の芽生え)と「
ラットマン」(青春の終わり)とあわせて
青春三部作らしいですよ。
ちなみに「
ソロモンの犬」は、
青春の謳歌なんですって。
しかも、
干支シリーズとも呼ばれているらしい。
会話の言葉のいくつかが残ってます。
「
海って、月の引力のせいで、深くなったり浅くなったりしてるんだって」
「
地球が回る遠心力と、月の引力のバランスで、潮が満ちたり引いたりしてるんだ。
すごいよね。
月はずっと遠くにあるのに、地球の海の高さを変えちゃうんだから」
こんなすてきな感性(というより賢さとか知性)、いいなあ。
哀しいけど、満足のいくお話でした。